オハイオ州立大学が、米中小企業庁(US Small Business Administration, SBA)から企業育成助成金を取得して話題になっている。オハイオ州立大学が取得したのは地元企業の育成を目的とした成長加速プログラム助成金で、受療額は34万4000ドル(約5400万円)。オハイオ州の製造業セクターに勤務する労働者のリスキリングプログラムなどに使われるとしている。
オハイオ州立大学のインダストリアル・サイバーセキュリティ担当ディレクターのヴィマル・バック氏は、「半導体、電気自動車、バイオテクノロジー、ドローン、次世代バッテリーなどの最先端のセクターへの投資が大手企業を中心に盛んになりつつある中、オハイオ州立大学はあくまでも地場産業を基盤にした未来投資を行ってゆきたいと考えています。オハイオ州は、アメリカが進めている製造業国内回帰を実現するキーステートのひとつです」とコメントしている。
オハイオ州はアメリカ中西部に位置する人口1190万の州。北の州境をカナダ・オンタリオ州と、東をペンシルバニア州、西をインディアナ州と、それぞれ接している。州内総生産の中で、製造業が18.3%、金融業も18.3%を占めており、最大の産業分野になっている。州の代表的な都市シンシナティには、世界的なトイレタリーメーカーのプロクターアンドギャンブル(P&G)が本社を置いている。

