アメリカの大手代替肉メーカーでNASDAQ上場のビヨンド・ミートが、従業員の6%をレイオフするという報道がされている。アメリカ現地メディアの報道によると、ビヨンド・ミートは2025年度第2四半期の結果を受けて、主にアメリカ国内工場で勤務する一部の従業員をレイオフするとしている。
ビヨンド・ミートの発表によると、同社の2025年度第2四半期(4月から6月末まで)の売上高は7500万ドル(約110億2500万円)で、前年同期比で19.6%のマイナスとなった。営業収支は3490万ドル(約51億3030万円)の赤字で、前年同期の3390万ドル(約49億8330万円)とほぼ同水準だった。調整後EBITDA(利子、税、減価償却前利益)も2210万ドル(約32億4870万円)の赤字だった。
業績の低迷を打開すべく、ビヨンド・ミートは新製品「ビヨンド・グラウンド」を市場へ投入した。「ビヨンド・グラウンド」はコレストロールとグルテンフリーの大体牛ひき肉。ビヨンド・ミートの「ビヨンド」への社名変更後にリリースされた最初の新製品となっている。
本記事執筆時点、NASDAQで取引されているビヨンド・ミートの株は、一株2.83ドルで取引を終えた。