ビヨンド・ミートが2025年度第2四半期決算を発表、一部従業員をレイオフへ

アメリカの大手代替肉メーカーでNASDAQ上場のビヨンド・ミートが2025年度第2四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は7500万ドル(約112億500万円)で、前年同期比で19%のマイナスとなった。経常収支は3300万ドル(約48億5100万円)の赤字だった。

2025年度第2四半期決算についてビヨンド・ミートのイーサン・ブラウンCEOは、「今一つとなった2025年度第1四半期決算につづいて、第2四半期決算も残念な結果となりました。代替肉に対する需要の低迷、アメリカの小売市場の縮小、レストランなどの飲食店向け販売の減少などが悪い結果をもたらしました」とコメントしている。

2025年度第2四半期決算の発表を受け、ビヨンド・ミートは全従業員の6%に相当する44名をレイオフすると発表した。

ビヨンド・ミートはまた、外部の企業再生コンサルティング会社アリックスパートナーズからジョン・ボーケン氏をチーフ・トランスフォーメーション・オフィサーとして招聘すると発表した。ボーケン氏は、ビヨンド・ミートの事業再構築の任に当たる。

NASDAQで取引されているビヨンド・ミートの株は前日終値から4%値下がりして取引を終えた。