ファイアーストーム・ラブズがシリーズA投資で4700万ドルの資金調達に成功

アメリカの新興UAS(無人航空機)メーカーのファイアーストーム・ラブズ(Firestorm Labs)が、シリーズA投資で4700万ドル(約68億1500万円)の資金調達に成功した。

出資したのはロッキードマーティン・ベンチャーズ、ディサイシブ・ポイント、ワシントン・ハーバー・パートナーズ、ブーズ・アレン・ベンチャーズなどのベンチャーキャピタルを中心とする投資シンジケート。バリュエーションなどの投資の詳細については明らかにされていない。

ファイアーストーム・ラブズは、調達した資金をエンジニアなどの人材採用や、アディティブ・マニュファクチャリング設備などへ投じるとしている。

ファイアーストーム・ラブズのダン・マギーCEOは、「ファイアーストーム・ラブズにクリティカルで、戦場ですぐに活用できるソルーションをより速くよりスケーラブルに提供することを可能にする今回のマイルストーンを歓迎します。我々のユニークなオンサイト3Dプリンティングテクノロジーは兵器の製造リードタイムとコストを削減し、速やかな補給が求められる戦場にフォーカスしたソルーションをさらに高めることになるでしょう」とコメントしている。

ファイアーストーム・ラブズは2022年設立のUASメーカー。カリフォルニア州サンディエゴに拠点を置き、3Dプリンターなどを活用してオープンシステムのUASを製造している。