ビッグレップがフィリップス・フェデラルと戦略パートナーシップ契約を締結

ドイツの大型3Dプリンターメーカーのビッグレップが、アメリカの工作機械商社のフィリップス・フェデラルと戦略パートナーシップ契約を締結した。

両者の発表によると、フィリップス・フェデラルはビッグレップのフラッグシップモデル「ビッグレップ・ワン」を含む3Dプリンターと、消耗品などのサプライを自社販売チャネルにおいて販売する。

ビッグレップ・アメリカのジェフ・オルソン社長は、「フィリップス・フェデラルとのパートナーシップ契約締結にエキサイトしています。彼らの米連邦政府とのパイプは、我々のラージフォーマット3Dプリンターをアメリカの防衛セクターへ販売するための強力なコネクションを提供してくれるでしょう。彼らが求めるアディティブ・マニュファクチャリングソルーションのニーズを満たして行けると確信しています」とコメントしている。

ビッグレップは2014年設立の、ドイツ・ベルリンに拠点を置く3Dプリンターメーカー。設立当初より造形サイズ1立法メートルの大型3Dプリンターを製造・提供し、工業ユーザーを中心に利用を広げている。ビッグレップは、アメリカの新興レーシングチームのレガシーモータークラブにも3Dプリンターを供給している。