3Dスパークが200万ユーロの資金調達に成功

ドイツのスタートアップ企業で3Dモデルシミュレーションプラットフォーム開発の3Dスパークが、200万ユーロ(約3億3000万円)の資金調達に成功した。

出資したのはスウェーデンのソフトウェア専門投資企業のトリプルフェアー・パートナーズを筆頭とする投資シンジケート。ドイツの有力ベンチャーキャピタルのフランフォファー・テクノロジー・トランスファーファンドや、イノベーションファンドスターター・ファンド・ハンブルグなども投資に加わった。バリュエーションなどの詳細については明らかにされていない。

トリプルフェアー・パートナーズのロビン・ラーソン氏は、「マニュファクチャリングのデジタル化が加速する中、多くのソルーションはバリューチェーンの限られた一部だけしか対応していません。3Dスパークの包括的プラットフォームはデザイン分析、マニュファクチャリング解析、プロキュアメント最適化などを統合ソルーションとして提供しています。この包括的アプローチこそ、世界中のマニュファクチャリング企業が真に必要としているものなのです」とコメントしている。

3Dスパークは2021年設立の、ドイツ・ハンブルグに拠点を置くスタートアップ企業。アディティブ・マニュファクチャリング用3Dモデル解析・最適化プラットフォームをSaaSベースで提供している。