アメリカの大手代替肉メーカーでNASDAQ上場のビヨンド・ミートが、2024年度第4四半期決算と2024年度通年決算を発表した。
ビヨンド・ミートの2024年度第4四半期の売上高は7670万ドル(約115億500万円)で、前年同期比で4%のプラスとなった。経常収支は4490万ドル(約67億3500万円)の赤字で、前年同期の1億5510万ドル(約232億6500万円)の赤字から大幅に改善した。調整後EBITDA(利子、税、減価償却前利益)も2600万ドル(約39億円)の赤字だった。
同社の2024年度通年の売上高は3億2650万ドル(約489億7500万円)で、前年比で4.9%のマイナスとなった。経常収支は1億6030万ドル(約240億4500万円)の赤字で、前年の3億3810万ドル(約507億1500万円)の赤字から大幅に改善した。
ビヨンド・ミートのイーサン・ブラウンCEOは、「2024年度はビヨンド・ミートにとって重要な一年となりました。年度後半で成長軌道を取り戻し、原価率を前年比で大幅に削減するなどオペレーティング費用の削減に成功しました。調整後EBITDAベースでは、数字はかなり改善しています」とコメントしている。