シェイプウェイズが3Dアートモデル売買プラットフォームのThangsを買収

今年2024年7月に米デラウェア州破産裁判所にチャプター7を申請し、オランダ在住の経営陣により営業を再開した3Dプリンティングサービスビューロー・マーケットプレース運営のシェイプウェイズが、3Dアートモデル売買プラットフォームのThangsを買収すると報じられている。

アメリカ現地メディアの報道によると、シェイプウェイズはThangsの顧客基盤を含むプラットフォーム全体を買収し、Thangsのブランドネームで同社のサービスを継続する。買収金額や買収スキームなどの詳細については明らかにされていない。

シェイプウェイズのマーリーン・ヴォゲラーCEOは、「シェイプウェイズの旧経営陣の経営方針により、シェイプウェイズのショップとマーケットプレースのインフラは、ながらく時代遅れの状態のままにされていました。Thangsを買収することはシェイプウェイズの従来の能力を改めて最大化するためのタイムリーなソルーションとなり、顧客ニーズに対応するためのモダンなプラットフォームの構築を実現してくれるでしょう」とコメントしている。

Thangsは、オハイオ州コロンバスを拠点にするベンチャー企業のPhysnaが運営する世界最大規模の3Dアートモデル売買プラットフォーム。サービス提供開始から急激にユーザー数を増やし、現時点のアクティブユーザー数は全世界で2000万人を超えている。