シェイプウェイズが事業を再開へ

今年2024年7月に米デラウェア州破産裁判所にチャプター7を申請し、事実上経営破綻した3Dプリンティングサービスビューロー・マーケットプレース運営大手のシェイプウェイズが、事業を承継した旧経営陣により事業を再開する見通しであることがわかった。

オランダ現地メディアの報道によると、シェイプウェイズの元創業者マーリーン・ヴォゲラー氏、ジュールズ・ウィッテ氏らは、それぞれ旧シェイプウェイズの事業を引き継いだ新シェイプウェイズのCEOおよびCOOに就任し、旧シェイプウェイズの事業を再開するとしている。

新シェイプウェイズは、事業再開から当面は3Dプリンティングサービスビューローの事業に特化し、オランダの地元企業に対して3Dプリンティングサービスを提供してゆくとしている。

新シェイプウェイズのヴォゲラーCEOは、「2008年に旧シェイプウェイズを立ち上げた時、私はデジタルマニュファクチャリングの民主化の最前線に立っていました。新シェイプウェイズの経営陣は、これからシェイプウェイズの「新しいチャプター」を切り開く時だと認識しています。過去の失敗から学び、財務基盤の強化と経営の安定化を図ってゆきます」とコメントしている。