ストラタシスが本社をミネソタ州ミネトンカへ移転

アメリカの大手3DプリンターメーカーでNASDAQ上場のストラタシスが、本社をミネソタ州エデン・プレーリーから同じくミネソタ州ミネトンカへ移転する。ストラタシスの発表によると、移転作業は2025年1月6日までに終了し、現在の複数の施設がひとつのキャンパスに統合されるとしている。キャンパスの施設は、アメリカの大手医療保険会社ユナイテッド・ヘルスケアが使用していた建物をリースして使用するとしている。

ストラタシスのヨアヴ・ツァイフCEOは、「我々の業界リーダーとして、そして工業3Dプリンティングの開拓者としての働きは、このミネソタ州における35年の伝統があってこそ築けたものです。我々の新しい本社は従業員により良い労働環境を提供し、チーム全体に必用なサポートとリソースを供給することになるでしょう。優れたイノベーション、チームワーク、そして従業員のより良いウェルビーイングをもたらします」とコメントしている。

新本社は現本社から車で10分程度の距離にあり、従業員の通勤などで大きな問題が生じることはないとしている。

ミネトンカは、ミネソタ州ヘネピン郡南部にある人口5万3千人の小都市。ユナイテッド・ヘルスケアとともに、穀物メジャーのカーギルが本社を置いている。