アメリカの代替肉メーカーでNASDAQ上場のビヨンド・ミートが2024年度第2四半期決算を発表した。それによると同社の同期間中の売上高は9320万ドル(約13億7004万円)で、前年同期比で8.8%のマイナスとなった。営業収支は3390万ドル(約49億8330万円)の赤字で、前年同期の5380万ドル(約79億860万円)の赤字から改善した。経常収支は3450万ドル(約50億7150万円)の赤字で、前年同期の5350万ドル(約78億6450万円)の赤字から改善した。
アメリカ市場の小売部門と外食産業部門の売上高が対前年比でそれぞれ7.5%、18.9%のマイナスとなり、売上高全体の足を引っ張る結果となった。国外市場の売上高も小売部門が対前年比で12.1%のマイナスとなり、振るわなかった。
ビヨンド・ミートのイーサン・ブラウンCEOは、「策定した2024年度事業計画の実現に向けて、我々は強固な四半期決算を迎えることができました。2024年度は、我々にとってサステナブルな経営と利益を確保するための極め手重要な一年です。当四半期においては売上ガイドラインを上回る売上を確保し、オペレーティングコストとキャッシュ支出削減が達成できました。第四世代製品のリリースとともに、グローバルな健康とウェルネス指向のトレンドに対応してまいります」とコメントしている。