イスラエルのスタートアップ企業でバイオ3D代替肉メーカーのリデファインミートが、ヨーロッパ諸国での販路を拡大する。同社の発表によると、リデファインミートは新たにリリースする「リデファイン・フランクステーキ」をイギリス、スイス、オランダ、ドイツ、イタリアなどで主要スーパーマーケットなどを通じて販売開始する。
「リデファイン・フランクステーキ」はリデファインミートが開発したバイオ3D代替肉で、見た目がステーキ状のカット肉。グリルやソテー、オーブン調理、フライなどの料理に普通の肉のように使えるとしている。「リデファイン・フランクステーキ」は、リデファインミートのオランダ工場で製造されている。
「リデファイン・フランクステーキ」の取扱を始めるイギリスの大手通販企業Ocadoのシニアバイヤーのジー・アーマッド氏は、「今回の取り扱い開始により、Ocadoのお客様にファーストクラスの高品質プラントベース代替肉を提供することが可能になります。リデファインミートの代替肉は2023年から取り扱っていますが、購入されたお客様の高評価に感銘を受けています」とコメントしている。
リデファインミートは2019年設立のイスラエルのスタートアップ企業。3Dプリンティング技術を活用し、牛肉、ラム肉、鶏肉などの代替肉を製造している。同社は2023年からヨーロッパ市場で代替肉の販売を開始している。