ブレント・スタッカー氏が、ドイツのメタル3DプリンタメーカーのニコンSLMソルーションズの北米担当チーフエンジニアに就任する。2024年6月1日付けの人事で、ニコンSLMソルーションズの製品イノベーションや製造オペレーションのクオリティコントロールなどを担当する。
スタッカー氏は、アディティブ・マニュファクチャリングの分野で30年以上のキャリアを持つ業界の大ベテラン。これまでに大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズのチーフ・テクノロジー・オフィサーを務めたほか、大手アディティブ・マニュファクチャリングコンサルティング会社ウォーラーズ・アソシエイツでチーフ・テクノロジー・サイエンティストなどを歴任してきた。
スタッカー氏の北米担当チーフエンジニア就任について、ニコンSLMソルーションズのサム・オレアリーCEOは、「彼の就任は、アディティブ・マニュファクチャリングテクノロジーのさらなる進化を実現させるための我々のコミットメントにとって大きなエネルギーとなるでしょう。また、北米市場における我々のマーケットリーダーシップを強化することにも大きな貢献をしてくれるはずです」とコメントしている。
ニコンは、2023年1月にSLMソルーションズを買収し、子会社化した。同社は現在、ニコンSLMソルーションズの商号でビジネスを展開している。