米カリフォルニア州アーバインに拠点を置く3Dプリンター販売会社のマターハッカーズが、アーバイン近郊の街アナハイムに拠点を置く3Dプリンター販売会社のソースグラフィクスを買収することがわかった。買収金額や詳しい条件などについては明らかにされていない。
ソースグラフィクスは、30年以上の社歴を持つ法人向け3Dプリンター販売会社。フォームラブズ、ウルチメーカー、ビッグレップ、Nexa3Dなどの3Dプリンターの販売とメンテナンス、サプライ供給などを行っている。
ソースグラフィクスの買収についてマターハッカーズのケヴィン・ポープCOOは、「ソースグラフィクスのメンバーと合流できることにエキサイトしています。両社が協力することで3Dプリンティングテクノロジーの能力値をさらに高め、クリエーターやイノベーターが持つビジョンを現実のものにするための支援をさらに強化することが可能になります」とコメントしている。
ソースグラフィクスは、特にフォームラブズのSLA3Dプリンターの販売力が強く、マターハッカーズの既存の顧客基盤と合わせることでさらに販売力が強化されると見込まれている。
マターハッカーズは2010年設立。カリフォルニア州アーバインに店舗を構え、ウルチメーカーの3Dプリンターを含めた各メーカーの3Dプリンターを販売している。3Dプリンターの販売店としては老舗として知られている。