米イリノイ州シカゴに拠点を置くプライベートエクイティファームのコア・インダストリアルパートナーズが、8億8700万ドル(約1330億円)規模のPE(プライベートエクイティ)ファンドを組成して話題になっている。コア・インダストリアルパートナーズは当初6億8500万ドル(約1027億円)規模の組成を想定していが、それを2億ドル(約300億円)以上上回ったことになる。
今回のファンド組成により、コア・インダストリアルパートナーズが調達した資金の総額は15億8000万ドル(約2370億円)となった。同社による好調な資金調達は、3Dプリンティング・アディティブ・マニュファクチャリング関連企業へ対する投資家の関心の高まりを反映しているとされる。
コア・インダストリアルパートナーズは、調達した資金を引き続きアディティブ・マニュファクチャリング関連企業の買収などに投じるとしている。
コア・インダストリアルパートナーズは、これまでに大手3DプリンティングサービスビューローのFATHOMを買収したのに加え、3Dプリンター用フィラメントメーカーの3DXテック、別のフィラメントメーカーのトリトン3D、オープンソース3Dプリンターメーカーのギアボックス3Dを買収している。