アメリカの投資家で資産家の資産家ファルハド・エブラヒミ氏が、アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスの発行済み株式の5.13%を取得していたことがわかった。
現地時間の2024年1月25日に証券取引委員会に提出された報告書によると、エブラヒミ氏はこれまでに妻のメアリー・エブラヒミ氏と共同で4700万ドル(約70億5000万円)を投じ、ストラタシスの株式を取得したとしている。
ファルハド・エブラヒミ氏はアメリカ在住の投資家・資産家で、11億ドル(約1650億円)を超える資産を保有しているとされる。同氏は2023年11月からストラタシスの株式を取得し始め、これまでに345万株を超える同社株式を取得している。
エブラヒミ氏はまた、アメリカの別の3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルの発行済み株式の15%を保有する筆頭株主でもある。
ストラタシスに対しては、昨年2023年12月にイスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションが買収テンダーオファーを提示したものの、ストラタシスの株主総会で否決されている。ストラタシスの株主総会は、ストラタシスの取締役会が提案したデスクトップメタルとの合併決議も否決している。