アメリカの3DプリンターメーカーのNexa3Dが、同じくアメリカの3Dプリンターメーカーのエッセンシアムの買収を完了した。買収価格や買収スキームなどの詳細については明らかにされていない。
Nexa3Dの創業者でCEOのアヴィ・レイチェンタル氏は、「才能あふれるエッセンシアムのメンバーをNexa3Dのチームに迎え入れられることを誇りに思い、かつエキサイティングな思いをしています。この買収は単なる戦略的一歩であるにとどまりません。3Dプリンティングのプロダクション能力を再定義するためのソルーションとイノベーションを供給するものです」とコメントしている。
エッセンシアムの共同創業者でCEOのブレイク・テイペル氏は、「Nexa3Dに仲間入りできることにエキサイトしていまwす。エッセンシアムとNexa3Dは、かつては不可能と思われていた新たなマニュファクチャリングの姿を共有しています。今回の合併により防衛、ヘルスケア、そしてインダストライアルのお客様にゲームチェンジングなソルーションを提供することが可能になります」とコメントしている。
Nexa3Dは、昨年2023年3月にも台湾のDプリンターメーカーのXYZプリンティングのSLS3Dプリンター事業を買収している。XYZプリンティングのSLS3Dプリンター「MfgPro230xS」シリーズと「MfgPro236xS」シリーズは、新たにNexa3Dのブランドで販売されている。