ユニフォーミティ・ラブズが事業停止、資産売却か

カリフォルニア州に拠点を置く工業用ハイエンドメタル3Dプリンティング・サービスビューローのユニフォーミティ・ラブズが事業を停止し、資産売却に向けて動いていると現地メディアが報道してる。

報道によると、ユニフォーミティ・ラブズはメタル3Dプリンター、プロセシングデバイス、メタルパウダーなどの機械や素材などを、工業用オークションサイトのタウバー・アーロンズのウェブサイトを通じて売りに出しているという。現時点では、オークションは現地時間の来月2024年2月7日に開始され、売り手の売却希望価格は総額で1000万ドル(約14億5000万円)になるとしている。また、売りに出された機械や素材は、すべてカリフォルニア州内にあるユニフォーミティ・ラブズの工場に置かれているという。

ユニフォーミティ・ラブズは2014年にプリンストン大学発のベンチャー企業として設立された。主に3Dプリンター用メタルパウダーをカスタマイズ生産し、アディティブ・マニュファクチャリング業界の有力プレーヤーを相手に供給してきた。同社のユーザーには大手サービスビューローのアドアップや、3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルなども含まれていた。