アメリカの大手デジタルマニュファクチャリングサービスビューローのプロトラブズが2023年度第3四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は1億3070万ドル(約196億500万円)で、前年同期比で7.4%プラスの、第3四半期決算では過去最高となった。買収したハブズの売上高が2260万ドル(約33億9000万円)で、前年同期比で86.9%の大幅なプラスとなった。
経常収支は800万ドル(約12億円)の黒字で、非GAAP(米国標準会計基準)ベースでの経常収支は1320億ドル(約19億8000万円)の黒字だった。
2023年度第3四半期決算について、プロトラブズの社長兼CEOのロブ・ボーダー氏は、「2023年度第3四半期において、プロトラブズは売上と利益のいずれにおいても事前予想を上回る結果を出しました。売上は過去最高で、利益率も改善し、キャッシュフローも増加し、株主へのリターンも上乗せすることができました。この素晴らしい数字は、プロトラブズのユニークなハイブリッドモデル戦略の成功をデモンストレートするものです」とコメントしている。
プロトラブズは1999年設立。ミネソタ州メープルプレーンズに拠点を置く手デジタルマニュファクチャリングサービスビューロー。アメリカをはじめ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スウェーデンでも事業を展開している。プロトラブズは、日本市場からは昨年2022年6月をもって撤退している。