ビッグレップがHAGE3Dを買収

ドイツの3Dプリンターメーカーのビッグレップが、オーストリアの3DプリンターメーカーのHAGE3Dを買収した。買収価格などの詳細については明らかにされていない。

HAGE3Dの買収についてビッグレップはプレスリリースで、「HAGE3Dとの合併について我々は非常にエキサイトしています。世界中の我々のユーザーにとって、あらゆる局面でのオープンなインダストリアル・アディティブ・マニュファクチャリング・ソルーションを提供することが可能になります。アディティブ・マニュファクチャリングの世界は今後も成長を続け、マニュファクチャリングをデジタライズし、中央集権主義から解放してゆくでしょう」とコメントしている。

ビッグレップは2014年設立、ドイツのベルリンに拠点を置き、創業当初より造形サイズ1立方メートルの大型3Dプリンターを製造、主にヨーロッパとアメリカのユーザーへ提供してきている。同社はドイツの本社に加え、ボストン、シンガポール、上海にも営業拠点を置いている。

HAGE3Dも2014年設立。オーストリアのオブダッハに拠点を置き、各種の産業セクターのユーザーに対して大型FDM3Dプリンターを供給している。