マテリアライズが2023年度第3四半期決算を発表

ベルギーの3Dプリンティングサービスビューローでアディティブ・マニュファクチャリング用ソフトウェア開発のマテリアライズが、2023年度第3四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は6000万ユーロ(約96億円)で、前年同期の5830万ユーロ(約93億2800万円)から3.2%増加した。調整後EBTDAは、790万ユーロ(約12億6400万円)で、前年同期の500万ユーロ(約8億円)から55%増加した。

部別では医療セグメントの売上増加が大きく、前年比13.4%プラスの2430万ユーロ(約38億8800万円)だった。一方、マニュファクチャリングサービスの売上高は2510万ユーロ(約40億1600万円)で、前年比で3.8%のマイナスとなった。

2023年9月末時点でマテリアライズが保有する現金および現金相当資産の合計残高は1億3400万ユーロ(約214億4000万円)となっている。

マテリアライズは、2024年1月1日をもってマテリアライズのCEOを30年務めたフリード・ヴァンクラエン氏がCEOを退任し、あらたにブリジット・デ・ヴェト-ヴェイセン氏が新CEOに就任する予定になっている。