マテリアライズが2023年度第2四半期決算を発表

ベルギーの3Dプリンティング・サービスビューローで3Dプリンティング関連ソフトウェア開発のマテリアライズが2023年度第2四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は6480万ユーロ(約100億4400万円)で、前年同期の5800万ユーロ(約89億9000万円)から11.6%増加した。調整後EBITDAは470万ユーロ(約7億2850万円)で、前年同期比で12.2%のプラスとなった。

マテリアライズのエグゼクティブチェアマンのピーター・レイズ氏は、「マテリアライズは2023年度第2四半期決算においても強固なオペレーションのパフォーマンスを示すことができました。6480万ユーロの売上高は前年同期比で12%近く増加しており、三つのすべてのセグメントで売上高が増加しました。特にメディカル部門の売上高が前年同期比で20%と大きく増加しています。調整後EBITDAも470万ユーロと前年同期比で12%の増加となりました。ファンダメンタルズの力を鑑みるに、2023年度通年の売上高と調整後EBITDAは過去最高を記録するでしょう」とコメントしている。

マテリアライズは1990年にウィルフレッド・ヴァンクラインやピーター・レイズらが設立した、ベルギーで最初の3Dプリンティング・サービスビューロー。アディティブ・マニュファクチャリングの世界では老舗企業として知られている。