メリーランド州ガイザーズバーグに拠点を置く産業用マーケットプレース運営のXometryが2023年度第2四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は1億1100万ドル(約160億9500万円)で、前年同期比で16%のプラスとなった。マーケットプレースの売上高は9350万ドル(約135億5750万円)で、前年同期比で24%のプラスとなった。メーカー、エネルギー、航空宇宙、ロボティクスなどの産業セクターからの需要増加が結果に繋がった形となった。
マーケットプレースのアクティブバイヤー数は48,294社で、前年同期比で44%増加した。
Xometryのランディ・アルトシューラーCEOは、「アクティブバイヤー数が前年同期比で44%増加するなど、マーケットプレースの成長を支える支柱は極めて強固です。航空宇宙、電気自動車、医療機器、ロボティクスなどの産業セクターのユーザーの利用が特に増加しました」とコメントしている。
Xometryは2013年10月設立。3DプリンティングやCNCマシニングに特化したオンデマンド・マーケットプレースを運営しており、顧客にはBMW、GE、NASA、アメリカ陸軍などが名を連ねている。同社のユーザー数は、アメリカ国内の中小企業を中心に5,000社に達している。