アメリカの大手デジタルマニュファクチャリングサービスビューローのプロトラブズが2022年度第4四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は1億2227万ドル(約173億6234万円)で、前年比で3.6%のマイナスとなった。経常収支は40万ドル(約5680万円)の赤字で、非GAAP(米国標準会計基準)ベースでは870万ドル(約12億3540万円)の黒字だった。
プロトラブズの社長兼CEOのロブ・ボーダー氏は、「売上と収支ともにガイダンスレンジ内の数字に納めることができました。世界的な生産活動の低迷などにより経済状況はいまだにチャレンジングですが、我々のデジタルファクトリーを使って下さるお客様とネットワークマニュファクチャリングパートナーにより、差別化された価値創造を提供することができました」とコメントしている。
プロトラブズは1999年設立。ミネソタ州メープルプレーンズに拠点を置く手デジタルマニュファクチャリングサービスビューロー。アメリカをはじめ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スウェーデンでも事業を展開している。プロトラブズは、日本市場からは昨年2022年6月をもって撤退している。