アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが株主に対し、現在進行中のストラタシス買収の状況を説明した。
スリーディーシステムズの社長兼CEOのジェフリー・グレイブス氏は、「我々のストラタシス買収の提案は、市場から想像以上にポジティブなリアクションを受けました。また多くのストラタシスの株主からもポジティブな反応をいただきました。我々は、スリーディーシステムズの株主に対して状況を説明する必要があると感じています。ストラタシスに対しては21日前に買収提案をいたしましたが、提案を受理したという連絡をいただいたのみです。我々はスリーディーシステムズとストラタシスが合併することが両社の株主にとって最大の利益になると信じており、今後もそれを主張してゆきます」と説明している。
スリーディーシステムズはストラタシスの株主に対し、ストラタシスの株式1株を現金7.50ドルとスリーディーシステムズの新株1.2507株で買取る提案をしている。
ストラタシスに対しては、イスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションが、ストラタシスの株式1株を現金18ドルで買取る提案をしている。