アメリカの大手3DプリンターメーカーでNASDAQ上場のストラタシスと、同じくアメリカの3Dプリンターメーカーでニューヨーク証券取引所上場のデスクトップメタルが合併する方向で交渉中であるとブルームバーグが報じている。早ければ現地時間の今週中にも正式に合併が発表されるとしている。
報道によると、ストラタシスとデスクトップメタルは両社の株式交換による合併を検討しており、取引金額は18億ドル(約2520億円)規模になるとしている。取引が成立すれば、ストラタシスの株式は合併会社の株式の59%を、デスクトップメタルの株主は合併会社の株式の41%を所有する形になるとしている。
合併の交渉が進行中であると認めたストラタシスのヨアヴ・ツァイフCEOは、「今日はストラタシスの進化のための重要な一日となりました。豊富な製品ラインナップ、航空宇宙、自動車、コンスーマーグッズ、医療、歯科医療などの産業セクターの有力ユーザー、経験豊富な研究開発チーム、業界をリードするマーケットインフラストラクチャー、強固なバランスシート等々、合併後の新会社はさらに強固にイノベーションを生み出し、高度なサービスをユーザーに提供してゆくでしょう」とコメントしている。