ナノ・ディメンションが2022年度第三四半期決算を発表

イスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションが、2022年度第三四半期決算を発表した。それによると、同期間中の売上高は1000万ドル(約15億円)で、前年同期比で646%のプラスとなった。2022年度9月末までの9か月間の売上高は3150万ドル(約47億2500万円)で、前年同期比で963%のプラスとなった。2022年9月末時点の現金相当資産の残高は11億8800万ドル(約1782億円)だった。

買収したポリマー3Dプリンターメーカーのナノファブリカ、SLA3Dプリンターメーカーのアダムテックの売上が合算されたことが売上拡大につながった。

好調な決算発表を受け、NASDAQで取引されている同社の株は前日比で1.22%値上がりした2.49ドルで取引を終えた。

ナノ・ディメンションは、2022年12月1日にNASDAQ取引開始前にカンファレンスコールを開催する。カンファレンスコールにはヨアヴ・スターンCEO、イェール・サンドラーCFO、ジュリエン・レダーマン・コーポレートディベロップメント担当部長が出席し、同社の2022年度通年での業績見通しなどについて説明するとしている。