ジェシー・ロックハート氏が、大型メタル3DプリンターメーカーのVelo3Dのチーフ・ピープル・オフィサーに就任した。ロックハート氏はペパーダイン大学グローバルリーダーシップ・アンド・チェンジ学部で博士号を取得し、前職ではフォーチュン300企業の半導体清浄機器メーカーのラム・リサーチでグローバルタレントマネジャーを務めていた。ロックハート氏は、Velo3Dの人事を含むタレントマネジメントを担当する。
Velo3Dは、2021年10月にSPAC(特別買収目的会社)のジョーズ・スピットファイア・アクイジション・コーポレーションと合併し、ニューヨーク証券取引所へ上場している。上場以来、アメリカ市場を筆頭にヨーロッパとアジア太平洋地域で事業を拡大し、従業員が急増していた。人材の配置や組織作りなど、人事上の課題が山積している状態だった。
Velo3Dのベニー・ビューラーCEOは、「会社として成長を続けてゆくには、強力な組織のインフラが必要であり、世界中から優れた人材を獲得し続ける必要があります。ジェシーのこれまでの経験は、急成長している組織において最も活用できるものです。これまでに培ってきた我々のカルチャーを残しつつ、組織をさらに拡大させてくれるでしょう」とコメントしている。