デニス・ウッドサイド氏がインポシブル・フーズの社長を辞任

デニス・ウッドサイド氏がアメリカの代替肉メーカーのインポシブル・フーズの社長を辞任した。ウッドサイド氏は、米カリフォルニア州サンマテオに拠点を置くカスタマーサービスソフトウェア開発のフレッシュワークスの初代社長に就任する。社長就任とともに、ウッドサイド氏はフレッシュワークスの取締役にも就任する。

ウッドサイド氏のフレッシュワークス社長就任について、フレッシュワークスの創業者でCEOのギリッシュ・マスルブーサン氏は、「ウッドサイド氏のスキルは我々のビジネスをさらに進化させ、CEOとしての私に会社ビジョンにもっとフォーカスするようプレッシャーを与えてくれるでしょう。我が社の顧客と従業員に直接的なバリューを提供するというビジョンです」とニュースリリースを通じてコメントしている。

インポシブル・フーズの社長を三年間務めたウッド氏は、前職でファイルシェアリングプラットフォーム開発のドロップボックスのCOOを四年間務めた。ウッド氏は、2018年にドロップボックスをIPOさせている。ドロップボックスの前職はGoolgleで九年間管理職を含む複数のポジションを務めた。

フレッシュワークスは、マスルブーサン氏が2011年にインドで設立したIT系スタートアップ企業。2019年にサンマテオに拠点を移し、IPOを果たしたものの、直近では株価と業績の低迷に苦しんでいる。