デスクトップメタルが2022年度第二四半期決算を発表

アメリカの3Dプリンターメーカーでニューヨーク証券取引所上場のデスクトップメタルが2022年度第二四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は5770万ドル(約77億8950万円)で、前年同期比で203.9%増加し過去最大の四半期売上高となった。非GAAPベースの売上総利益率は26.7%で、前年同期比で170ベーシックポイント改善した。

一方、経常収支は2億9730万ドル(約401億3550万円)の赤字だった。2億2950億ドル(約309億8250万円)計上したのれん減損費用を償却したことなどが足を引っ張る形となった。また、期間中に導入戦略的統合コスト適正化イニシアティブの影響などにより、EBITDA(利子・税・減価償却前利益は2750万ドル(約37億1250万円)の赤字にまで改善した。

2022年度第二四半期決算について、デスクトップメタルの創業者でCEOのリック・フュロップ氏は、「デスクトップメタルは当期においてもモメンタムを構築し続け、過去最大となる5770万ドルの売上高を計上し、非GAAPベースの売上総利益率を26.7%まで改善することができました。ハイレベルなダイナミック・マクロ環境においてアディティブ・マニュファクチャリング2.0ポートフォリオを展開することで、今後もさらなる業績と成長性を確保してゆきます」とコメントしている。