デスクトップメタルがドイツのソリッドCAMと販売代理店契約を締結

アメリカの3Dプリンターメーカーでニューヨーク証券取引所上場のデスクトップメタルが、ドイツのCNCソフトウェア販売のソリッドCAMと販売代理店契約を締結した。発表によると、ソリッドCAMはデスクトップメタルのメタル3Dプリンティングシステムを、ドイツ、イスラエル、イギリス、インドのユーザーに販売する。

また、ソリッドCAMのCNC・アディティブ・マニュファクチャリングセンターにデスクトップメタルのスタジオシステムを設置し、3Dプリンティングのデモンストレーションなどを行う。

デスクトップメタルの創業者でCEOのリック・フュロップ氏は、「デスクトップメタルのチームメンバーは、世界中のユーザーに信頼されているブランドであるソリッドCAMとのリレーションシップを拡大できることを嬉しく思っています。このリレーションシップの拡大は、より多くのCNCのプロフェッショナルが3Dプリンティングを知る機会になり、スタジオシステム活用の可能性に気付く機会を与えることになるでしょう」とコメントしている。

デスクトップメタルは、ドイツの自動車メーカーのBMWから790万ドル(約10億9000万円)相当の商談を受注するなど、ドイツにおけるプレゼンスを広げている。