ミーテックとウマミ・ミートが代替シーフード共同開発の覚書を締結

イスラエルの代替肉メーカーでNASDAQ上場のミーテックと、シンガポールの代替肉メーカーのウマミ・ミートが、代替シーフード共同開発の覚書(MOU)を締結した。発表によると、両社は共同でサーモンやツナなどの代替シーフードを開発し、主にアジア太平洋地域の市場で販売するとしている。

ミーテックのアリク・カウフマン創業者兼CEOは、「今回の覚書締結は、我が社の3Dプリンティングテクノロジーを活用して業界コラボレーションを展開するという戦略が具現化したものです。シーフードセクターへの進出に興奮しており、アジアの主要国の市場に展開できることを嬉しく思います」とコメントしている。

ウマミ・ミートのミヒール・パーシャド創業者兼CEOは、「今回のコラボレーションに感謝し、ミーテックの3Dプリンティングテクノロジーを活用して我々のプロダクトレンジを拡大できることを嬉しく思います。このパートナーシップは、代替シーフード開発のプラットフォームを共有し、消費者ニーズに対応した新しい製品の供給を可能にします」とコメントしている。

ミーテックは2019年設立。イスラエルに拠点を置き、これまでに牛肉、鶏肉、豚肉、ホールカットなどの代替肉を製造している。

ウマミ・ミートは2020年設立。シンガポールに拠点を置き、マグロ、タイ、ウナギなどの代替シーフードを製造している。