アメリカの3Dプリンティング関連株が軒並み低迷

アメリカの3Dプリンティング関連株が軒並み低迷している。世界的な株安のトレンドが続く中、3Dプリンターメーカーなどの株価がさえない状態になっている。

3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルの株は2021年2月5日に31.25ドルまで値上がりしたものの、その後右肩下がりで値を下げ、本記事執筆時点の2022年6月26日では2.31ドルまで値下がりしている。

デスクトップメタルのライバル企業のマークフォージドの株も、2021年2月26日に12.75ドルまで値上がりしたものの、デスクトップメタルと同様に値を下げ、2022年6月67日時点で2.11ドルまで値下がりしている。

3Dプリンティングサービスビューロー・マーケットプレース大手のシェイプウェイズの株も、2021年9月17日に10.08ドルまで値上がりしたものの、その後大きく値を下げ、2022年6月26日時点で1.26ドルまで値下がりしている。

ある市場関係者は、世界的なサプライチェーンの停滞、台頭するインフレーション、先進主要国での物価上昇、さらにはウクライナ戦争の影響などもあり、3Dプリンティング関連株は今後当面は低迷を続けると予想している。