ヤイル・アルコビ氏がXJetのCEOに就任

ヤイル・アルコビ氏が、イスラエルのメタル・セラミクスハイエンド3DプリンターメーカーのXJetのCEOに就任する。アルコビ氏のCEO就任により、XJetの創業者で現CEOのハナン・ゴッサイト氏はCEOを退任し、あらたに同社の社長に就任する。

ヤイル・アルコビ氏は、イスラエルの大手素材メーカーのKLAのPCB事業部担当社長などを歴任した素材業界のベテラン。KLA時代には、担当する事業部の売上を在任期間中に倍増させるなど手腕を発揮した。

自らのCEO就任についてアルコビ氏は、「トップティアのグローバルメーカーで仕事をして来た者として、私はアディティブ・マニュファクチャリングの持つポテンシャルを非常に深く理解しているつもりです。特にメタルやセラミクスなどの素材の可能性について理解しています。XJetのテクノロジーは突出しており、市場リーダーとしてXJetのビジネスをさらに拡大させてゆくことに大きなモチベーションを持っています」とコメントしている。

XJetは2005年設立。イスラエルのレホヴォットに拠点を置き、産業ユーザー向けにハイエンドメタル3Dプリンターやセラミクス3Dプリンターを製造している。