ダイバージェント・テクノロジーズがシリーズCファイナンスで1億6000万ドルの資金を調達

カリフォルニア州ガーディナに拠点を置く自動車メーカーのダイバージェント・テクノロジーズが、シリーズCファイナンスで1億6000万ドル(約208億円)の資金を調達した。出資したのはドイツのベンチャーキャピタルのグローバーを筆頭とする投資シンジケート。バリュエーションなどの詳細については明らかにされていない。

今回の資金調達に伴い、ゴールドマンサックスの元社長でフォードモーター取締役のジョン・ソーントン氏がダイバージェント・テクノロジーズの取締役に就任する。

資金調達についてダイバージェント・テクノロジーズの創業者でCEOのケビン・ジンガー氏は、「この資金調達は、我々が自動車業界においてどれだけ破壊的であるかを証明しています。100年前にフォードが開発したアセンブリーライン方式での自動車造りから発展していない業界においてです。我々の自動車づくりは地球を救うモノづくりであり、環境ライフサイクルを持続させ、「ゆりかごからゆりかごへ」と完結させることを可能にします」とコメントしている。

ダイバージェント・テクノロジーズは、3Dプリンターなどのアディティブ・マニュファクチャリング技術を活用した自動車づくりを行っている。