ラッシュ・ラセール氏が、メタル3Dプリンティングサービスビューローのアドアップのアメリカ法人のCEOに就任した。ラセール氏はアディティブ・マニュファクチャリング業界で25年のキャリアを持つベテラン。これまでにアデプト・テクノロジー、ファナック、ジャビルなどでリーダーシップポジションを経験してきた。直近ではジャビルの取締役を務めていた。
ラセール氏は、アドアップのアメリカ法人であるアドアップ・インクのCEOとして、オハイオ州シンシナティ工場を中心とするオペレーション全体のマネジメントを行う。
自身のCEO就任についてラセール氏は、「アドアップの安全でクリーンで効率的なモノづくりは、ユーザーがデジタルマニュファクチャリングを実現するための基礎を提供します。確立されたモノづくりのプラットフォームは、特に規制の激しい業界のユーザーに対してベストなOEMを提供します。優れたプロフェッショナルで構成されたチームに合流できることを非常に誇りに思います」とコメントしている。
アドアップは、2015年にフランスのミシュランとファイブズが合弁で設立したジョイントベンチャー企業。主にパウダーベッドフュージョン方式のメタル3Dプリンターを使い、各種の3Dプリンティングサービスを提供している。