グラハム・トゥイーデル氏がXaar(ザール)のCOOに就任

グラハム・トゥイーデル氏が、イギリスのインクジェットプリンターメーカーのXaar(ザール)のCOOに就任した。

トゥイーデル氏は1997年にXaarの研究開発チームに技術者として入社、Xaarの第一世代インクジェット・プリントヘッドの開発に貢献した。その後、Xaar初の国外工場が置かれたスウェーデンで5年間勤務し、2007年にイギリスのハンティングドン工場の開設に尽力した。その後複数のシニアマネジメントのポジションを経験し、各種の新製品や新事業の開発に関与した。

自身のCOO就任についてトゥイーデル氏は、「XaarのCOOに指名されたことに誇りと興奮を感じています。特にインクジェット技術の進化が最も進んでいるこの時期においてです。この異常とも言うべきイノベーションのスピードは、Xaarに勤務した25年間においてかつて見たことがないものです。次の25年間においては、さらなる革新のスピードが進むことでしょう」とコメントしている。

Xaarは1990年設立。イギリスのケンブリッジに拠点を置き、主に産業ユーザーに対してインクジェット・プリントヘッドを提供している。Xaarはロンドン証券取引所に上場している。