アメリカの3Dプリンターメーカーでニューヨーク証券取引所上場のマークフォージドが、2021年度第一四半期決算を発表した。それによると、同期間中の売上高は2030万ドル(約22億3300万円)で、前年同期の1770万ドル(約19億4700万円から)260万ドル(約2億8600万円)増加した。売上総利益は1239万ドル(約13億6290万円 で、売上総利益率は61%だった。経常収支は878万ドル(約9億6580万円)の赤字だった。
2021年度第一四半期決算について、マークフォージドの社長兼CEOのシャイ・テレム氏は、「2021年度第一四半期決算については非常に満足しています。2020年に構築してきた強力なモメンタムを持続することができたからです。この結果は、我々が持つユニークなデジタルプラットフォームと、我々のチームとパートナーに対するニーズが存在することを示しています。今後も世界中のパートナーと協力して、我々の製品をさらにプロモートしてゆきます」とコメントしている。
マークフォージドのライバル企業のデスクトップメタルも先日、2021年度第一四半期決算を発表した。それによると、マークフォージドの同期間中の売上高は1130万ドル(約12億4300万ドル)で、経常収支は5910万ドル(約65億円)の赤字だった。
マークフォージドは今年2021年2月に、SPAC(特別買収目的会社)のOneを通じてニューヨーク証券取引所に上場した。