アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、2020年度決算を発表した。それによると、同社の2020年度売上高は5億2080万ドル(約546億8400万円)で、前年の6億3610万ドル(約667億9050万円)から19%のマイナスとなった。GAAP(米国標準会計基準)ベースの経常収支は4億4370万ドル(約465億8850万円)の赤字だった。
同時に発表された同社の2020年度第四四半期の売上は1億4240万ドル(約149億5200万円)で、GAAPベースの経常収支は1100万ドル(約11億5500万円)の黒字だった。
ストラタシスのヨアヴ・ツァイフCEOは、「ストラタシスは無借金で、バランスシートは強固です。これまでに行ってきた数々の投資が、より多くの売上、利益、キャッシュフローをもたらしてくれるでしょう」と投資家向けカンファレンスコールでコメントした。
新型コロナウィルスのパンデミックの影響により、3Dプリンターメーカー各社は苦しい経営を余儀なくされている。ストラタシスのライバル企業のスリーディーシステムズも先日、減収減益となった2020年度決算を発表している。