https://www.3dnatives.com/en/xometry-platform220820174/
米メリーランドに拠点を置くマニュファクチャリング・サービスビューローのジオメトリー(Xometry)が、5500万ドル(約60億5千万円)の資金調達に成功した。これにより、同社が調達した資金の総額は1億1300万ドル(約124億3千万円)となった。
出資したのはデル・テクノロジー・キャピタル、BMWiベンチャーズ、ファウンドリーグループ、GEベンチャーズ、ハイランド・キャピタルパートナーズ、メリーランド・ベンチャーファンド、アルマズ・キャピタルなどのベンチャーキャピタル。株価やバリュエーションなどの情報は開示されていない。
ジオメトリーのCEOで共同創業者のランディ・アルシューラー氏は、「ジオメトリーの広大なネットワーク、膨大なデータセット、そしてAIは、エンジニアやデザイナーにブレイクスルーを生じさせ、また我々のカスタムマニュファクチャリングのソルーションは、彼らのビジネスをより効率的に運営させることを可能にします。我々は調達した資金を、会社の成長プログラム、研究開発、国際展開に投じてゆきます」とコメントしている。
ジオメトリーは2013年設立。全米各地の3000の工場とパートナーシップを組み、メーカーなどの製造業のユーザーにオンデマンドマニュファクチャリングのソルーションを提供している。同社のユーザーにはBMW、デル、GE、NASAなどが含まれている。