https://www.tctmagazine.com/3d-printing-news/aleph-objects-european-hq/
コロラド州に拠点を置くアメリカの3Dプリンターメーカーのアレフ・オブジェクツが、オランダのロッテルダムにヨーロッパ・ヘッドクォーターを開設した。ヘッドクォーターでは3Dプリンターの販売に加え、カスタマーサポート、コンサルテーション、製品デモンストレーションなどが行われる。
ヨーロッパ・ヘッドクォーターの開設についてアレフ・オブジェクツのCEO兼社長のグラント・フラハーティー氏は、「今年のヨーロッパ市場の売上は三桁の伸び率で増加する見込みです。我が社全体の売上の30%程度になるでしょう。売上の増加には最近リリースした二つの新型3Dプリンターの売上が貢献しています」とコメントしている。
アレフ・オブジェクツは最近「Lulzbot TAZ Pro 3Dプリンター」と「Lulzbot TAZ Workhorse 3Dプリンター」の新機種二機種を市場に投入している。
アレフ・オブジェクトは2011年設立。設立以来オープンソースの3DプリンターLulzBotシリーズを製造販売し、近年業績を伸ばしている。同社は昨年アメリカの経済雑誌「Inc.」が選ぶ「最も成長している未上場コンピューターハードウェア企業500社」に選出されている。