https://all3dp.com/aleph-objects/
コロラド州に拠点を置く3Dプリンターメーカーのアレフ・オブジェクトのCEOにグラント・フラハーティ氏が就任した。アレフ・オブジェクトの創業者ジェフ・モー氏が明らかにした。
フラハーティ氏はこれまでにアレフ・オブジェクツの社長を務め、同社の3DプリンターLulzBotシリーズの拡販などに貢献してきた。今回新たにCEOに就任することで、より大きな権限を獲得することになる。
また、アレフ・オブジェクツのCTOにスティーブン・アバディ氏が就任する。アバディ氏は2011年にアレフ・オブジェクツに入社し、これまでにCOOを務めてきた。アバディ氏は今後、アレフ・オブジェクツの技術部門を統括することになる。アバディ氏は特に、アレフ・オブジェクツが開発中の小型3Dプリンター「エアロストルーダーV2マイクロ」の開発に注力するものと見られている。
新たな人事についてジェフ・モー氏は、「アディティブ・マニュファクチャリング技術は想像を絶するスピードで発展し続けています。今回の人事により我が社は新製品開発にフォーカスすることが可能になります」とコメントしている。
アレフ・オブジェクトは2011年設立。設立以来オープンソースの3DプリンターLulzBotシリーズを製造販売し、業績を伸ばしている。同社は昨年アメリカの経済雑誌「Inc.」が選ぶ「最も成長している未上場コンピューターハードウェア企業500社」に選出されている。