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アラブ首長国連邦の国営航空のエティハド航空が、ドイツのハイエンド3DプリンターメーカーのEOSと、航空機整備のMRO(maintenance, repair and overhaul,メンテナンス、リペア、オーバーホール)契約を締結した。
MRO契約の締結について、エティハド航空傘下のエティハド航空エンジニアリングのバーンハード・ランダース副社長は、「エティハド航空はコンスタントに新技術に投資し、アディティブ・マニュファクチャリング技術を航空機のインテリア用部品製造のためのキーテクノロジーであると認識してきました。(アディティブ・マニュファクチャリング技術は)航空業界にデザインのイノベーションをもたらす画期的技術です」とコメントしている。
航空機用部品を3Dプリンターで製造する機運は世界的に高まっている。欧州の航空機製造大手のエアバスも、アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスと共同で、エアバスの航空機用部品を3Dプリンターで製造している。
エティハド航空は2003年設立、アブダビに拠点を置き、エアバスA330シリーズ、ボーイング777-300ERシリーズなど、104機の航空機を運用している。エミレーツ航空とならび、アラブ首長国連邦を代表するフラッグキャリアとなっている。