10月1日から実施するとした3Dハブズのビジネスモデル再構築に、3Dプリンターコミュニティが反発している。
3Dハブズは世界中の3Dプリンターをネットワークし、ユーザーが3Dプリンターを利用すると3Dプリンターオーナーに一定の手数料が支払われるプラットフォームを構築していた。ところが、3Dハブズはその仕組みを改め、3Dハブズが認定したパートナーとのみ契約し、個人オーナーなどをネットワークから除外するとしていた。
3Dハブズの決定を受け、Twitterには多くの個人オーナーから不満のツイートが多数投稿されている。
あるユーザーは、「地元の3Dプリンターでプリントを」から「クローズドなマニュファクチャリングのプログラム」へ転換するのは容認できない。3Dハブズに参加するために3Dプリンターを購入したのに。という不満を綴ったツイートを投稿している。
別のユーザーも、「(個人オーナーという)多くの人の犠牲をもって、3Dハブズは現在の地位を獲得した。(個人オーナーをないがしろにするのは)許されないことだ」とコメントしている。
3Dハブズは、特にアメリカとヨーロッパで普及し、ユーザー、オーナーともに多くが利用している。3Dハブズのビジネスモデル再構築をめぐっては、当分の間混乱が続くものと予想される。