https://all3dp.com/deal-robo-r2-c2-3d-printer-easter-bundle/
カリフォルニア州パロアルトに拠点を置くデスクトップ3Dプリンターメーカーのロボ3Dの売上が、対前年で67%増加した。
ロボ3Dが発表した2018年度第三四半期までの売上は550万オーストラリアドル(約4億3千万円)で、前年から大きく増加した。特に小中学校などの教育機関への3Dプリンターの販売拡大が売上増加に寄与したとしている。
ロボ3Dのマネージングディレクター、ライアン・レグーディ氏は、「ロボ3Dにとっての市場環境は、かつてないほど良好になっています。特に成長性が高い分野でのさらなる成長が見込まれ、今後四年間で我が社の事業規模は3倍になり、販売数量も年間190万台に達するでしょう」と楽観的な見通しを表明している。
ロボ3Dは「R1+」「R2」「C2」などのデスクトップ3Dプリンターをリリースし、オーストラリアとアメリカの市場を中心に事業を拡大してきている。なお、同社の3Dプリンターは、台湾のフォックスコン・テクノロジー・グループ(鴻海科技集団)が受託製造している。
ロボ3Dは2012年にキックスターターのプロジェクトで資金調達に成功し、法人化された。2015年12月に12月にオーストラリアの資源開発企業ファルコン・ミネラルに買収され、2016年11月にオーストラリア証券取引所に上場している。