オーロラ・ラブズが800万オーストラリアドルの資金調達を計画 http://www.fabbaloo.com/blog/2017/5/16/the-amazing-aurora-labs-3d-metal-printer-dynamically-creates-alloys

オーストラリアのメタル3Dプリンターメーカーのオーロラ・ラブズが、800万オーストラリアドル(約6億6,150万円)の資金調達を計画している。オーロラ・ラブズによると、800万ドルのうち、500万ドルのプレースメントは終了しており、残り300万ドルはセキュリティ・パーチェス・プランでの調達が予定されているという。

オーロラ・ラブズは、調達する資金を同社のラージ・フォーマット・テクノロジー(LFT技術)の研究開発に投じるとしている。

オーロラ・ラブズによると、同社のLFP3Dプリンターは、最終的には1時間に15,000平方センチメートルのスピードで造形が可能になるという。この造形スピードは、競合製品の造形スピードの最大100倍のスピードになるとしている。

オーロラ・ラブズは2014年設立。オーストラリアのパースに拠点を置き、LFT技術を使ったメタル3Dプリンターを製造している。オーロラ・ラブズは2016年に世界で初めてS-チタンベースのメタル3Dプリンターをリリースしている。また、同社がリリースしているスモール・フォーマット・メタル3Dプリンターは、5万アメリカドル程度と、競合製品よりも大幅な安価で販売されている。