SLMソルーションズが2017年度上半期決算を発表 https://www.youtube.com/watch?v=Mjf6oaMVWr8

ドイツのメタル3DプリンターメーカーのSLMソルーションズが、2017年度上半期決算を発表した。

発表によると同期間中の売上は2900万ユーロ(約37億7千万円)で、前年同期の売上3350万ユーロから13.5%減少した。営業収支は815万ユーロ(約10億5950万円)の赤字、経常収支は595万ユーロ(約7億7350万円)の赤字だった。営業収支は前年同期の124%、経常収支は前年同期の161%となった。

同期間中、SLMソルーションズは47台のメタル3Dプリンターを受注し、そのうちの20台は新規客から受注した。受注台数は前年同期の56台から9台減少した。

SLMソルーションズでは研究開発、フルサービスソルーションズ、海外営業の三つを成長戦略に掲げており、特に研究開発部門は好調で、2017年6月時点で74件のプロジェクトを受注している。

海外営業部門では、米国ミシガン、シンガポール、上海、モスクワ、バンガロールにそれぞれ拠点を置き、営業活動を展開している。

2017年度上半期決算の発表に際し、同社では2017年度通年の売上を1億1千万ユーロ(約143億円)から1億2千万ユーロ(約156億円)と見込んでいる。