3Doodlerの開発チームがChefDoodlerをリリース

3Dプリンティングペンの3Doodlerの開発チームが、砂糖を素材に造形できる3DプリンティングペンのChefDoodlerをリリースして話題になっている。開発チームが立ち上げたキックスターターキャンペーンには、本記事執筆時点で41,500ポンド(約601万7500円)の資金が寄せられている。

ChefDoodlerは、3Doodlerと同様の構造を持つ3Dプリンティングペンで、クリスタル、キャロット、ローズ、フォレスト、グレープの五色の素材が利用可能。スタンドアロンの造形のほか、クッキーやケーキなどにアタッチするデコレーションなどの製造にも使えるとしている。

Doodlerは2012年にマックスウェル・ボーグとピーター・ディルワースの二人がマサチューセッツ州で設立。これまでに三回のキックスターターキャンペーンを通じて総額400万ドル(約5億6千万円)の資金を調達している。キックスターターでは、全世界60ヶ国のバッカーがーキャンペーンをサポートしている。

3Doodlerはまた、これまでにアメリカのオフィス用品販売チェーンのオフィス・デポと共同で子供向け3Dプリンティング教育キット「塾」などの販売も手がけている。