http://www.designboom.com/design/ikea-3d-printed-omedelbar-line-bea-akerlund-07-11-2017/
IKEAが3Dプリンターで製造されたインテリア製品の販売を開始する。
OMEDELBARと名付けられた製品は、スウェーデンの著名スタイリスト、ビー・アカーランド氏がデザインしたもので、メッシュ状の手の形のオブジェクト。壁に取り付けたり、ジュエリーなどを掛けるハンガーとして使えるという。
OMEDELBARは、IKEAが取り扱う初の3Dプリント製品となる。大量生産された家具やインテリア類を販売する大手流通チェーンのIKEAが扱う初の、ローボリュームマニュファクチャリング製品でもある。
OMEDELBARはナイロン12を素材にSLS3Dプリンターで製造される。ナイロン12は耐久性、フレキシビリティ、耐化学品性、耐紫外線等の点から選ばれたという。
ビー・アカーランド氏はビヨンセ、マドンナ、レディーガガなどの有名ポップスターのスタイリストとして知られている。
現時点では、IKEAがはOMEDELBARの販売を来年3月から開始するとしている。
IKEAは1943年設立のスウェーデンの家具・インテリア流通チェーン。現在は本部をオランダに置き、全世界で392店舗を運営している。日本にも船橋、神戸、横浜などで5店舗を運営している。