https://www.si.com/mlb/2016/10/29/world-series-game-4-indians-cubs-recap-corey-kluber
米大リーグのピッチャーが世界で初めて公式戦で3Dプリントシューズを使用し、話題になっている。
3Dプリントシューズを使用したのはクリーブランド・インディアンズのコーリー・クルーバー投手。現地時間の今週月曜日夜に行われたテキサス・レンジャーズとの試合で使用された。試合は8対5でインディアンズが勝利した。
3Dプリントシューズはニューバランスが製造した。同社は昨年秋にクルーバー投手へ接触し、ピッチングに最適な靴を3Dプリンターで製造することを提案したという。クルーバー投手は提案に興味を示し、試合で試用することに同意した。
ニューバーランスはクルーバー投手のバイオメカニカルデータを取得して投手のピッチングモーションを分析、最適なデザインを施した。3Dプリントシューズを使用したクルーバー投手によると、3Dプリントシューズは明らかに違う結果を生み出したという。
3Dプリンターを靴の製造に活用する機運は世界的に高まっているが、3Dプリントシューズは今回のケースのように、プロフェッショナルによる使用から普及が始まると見る業界関係者が少なくない。同様の動きは今後他のスポーツでも始まると期待されている。